プレスリリース:ダチョウ抗体を担持させた不織布マスクでオミクロン株の可視化も確認
[2022年2月10日]
京都府立大学では、今年度、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)トライアウトタイプ」の令和2年度追加募集における新規採択課題として、下記の課題について研究を進めているところですが、このたび、ダチョウ抗体が新型コロナウイルス「オミクロン株」とも結合し、高い反応性を発揮することを確認いたしましたので、別添のとおり発表いたします。
1. 採択課題等
(1) 研究開発課題名
ダチョウ抗体を用いた COVID-19 スーパースプレッダーの迅速検出法の開発
(2) 研究代表者
塚本康浩(京都府立大学学長)
2. A-STEP トライアウトタイプについて
「with / post コロナ社会の変革」や「社会のレジリエンス向上」を含めた社会課題の解決に資する、大学等の研究成果に基づいた、開発ニーズを持つ企業等が着目する技術の実現可能性を検証するための試験研究を、令和 3 年度公募を前倒しする形で実施し、民間企業の投資意欲を刺激するとともに、with / post コロナ社会に資する新規性と社会的なインパクトを有する研究開発成果の社会実装を加速することを目指します。
プレスリリース
プレスリリース:ダチョウ抗体を担持させた不織布マスクでオミクロン株の可視化も確認への別ルート