市民公開シンポジウム「お酒と食の文化と科学~生活を彩る豊かな食の形を求めて~」のお知らせ
[2019年3月19日]
ワインの起源は,7000年前,日本酒の歴史も縄文時代まで遡ると言われるほど,人類とお酒との付き合いは古い。古くからお酒は,世界各地の風土と文化に育まれながら多様な進化を遂げてきました。
しかしながら,お酒は,うまく付き合わないと,アルコール中毒,生活習慣病などを引き起こすリスクを抱えており,いかに上手にお酒と付き合うかということは,人類にとって永遠の課題でもあります。
このような背景のもと,酒造メーカーや食品メーカーとの共同研究を行っている多数の教員を有している京都府立大学生命環境科学研究科の利点を生かして,お酒と食文化の科学的な側面と文化的な側面を多面的に紹介することにより,上手なお酒との付き合い方と食文化との関わりについて考えていきます。
増村威宏(生命環境科学研究科,教授,遺伝子工学)
岩﨑有作(生命環境科学研究科,教授,動物機能学)
松井元子(生命環境科学研究科,教授,食事科学)・下藤悟(博士後期課程社会人院生)
佐々木晃(佐々木酒造株式会社社長)
松井宏夫(サントリーグルーバルイノベーションセンター・研究部)
近藤高史(味の素株式会社イノベーション研究所フロンティア研究所,Group Executive Professional)
○シンポジウムの最後に,講演者によるパネルディスカッションを行う。